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“コスパが良い=安い”ではない!後悔しないITアウトソーシング先の選び方

ITアウトソーシングを依頼しようとした際、委託先のIT企業はどのように選んだらよいでしょう。
世の中にはベンチャーから大手まで無数のIT企業がありますが、その一方でエンジニアの人手不足が叫ばれるなど、信頼できる企業を探すことに不安や悩みを感じてはいないでしょうか。
ましてや、外部委託とはある意味自社の手の内を明かすようなものですから、セキュリティやコンプライアンス意識の高い企業を見つけられるかどうかは、とても重要な課題です。

そこで今回は、ITアウトソーシングに関する“コスパ”を考えつつ、自社に本当に適した信頼できるIT企業選びのポイントをお伝えします。

見極めるべきは価格よりお客様との『関係性』

結論から申し上げますと、IT企業選びに大切なことは、「その企業がクライアントとどのような関係性を築こうとしているか」、ということに集約されます。
なぜなら、キッティングのように単純なIT業務は品質に企業ごとの差がつきにくく、逆にシステム構築のような高度な依頼は中身も値段も上を見ればきりがないとなりがちだからです。
よほど突飛な提案をする企業でない限り、おそらくどこもITのプロとして(むしろプロだからこそ)そのお客様に最適だと考えるプランにそれほど大きな違いはないはずです。

そうなると、陥りがちなのがいわゆる「価格競争」。似たような内容なら安い方に、同じような金額なら月額より一括で、となりがちなのですね。
しかし、このように結局は価格という選び方は要注意です。別に価格が決め手になること自体が悪いわけではありませんが、肝心の「自社に合った企業かどうか」という観点が抜け落ちてしまっていませんか

実は「価格が安い」「固定費がかからない」というプランというのは、外注先として依頼された業務をその都度やり遂げたり納品したりする一時的な関係性」を前提としていることが多いです。
それに対し、依頼された業務を遂行する前後でクライアントの状況をよく調べ、潜在的な問題や新たなトラブルについて包括的なサポートをしていく「継続的な関係」を目指したプランは、あまり割安感がなかったり月額制だったりする場合が多いのです。

検討中のアウトソーシング先が「一時的な関係」を提供するだけなのか「継続的な関係」を提供できるのか。
自分の企業には「継続的な関係」が必要なのか「一時的な関係」で十分なのか。
それを見極めることが、後悔しないIT企業選びのポイントなのです。

中小企業にとってコスパが良いのは『継続的な関係』

自社に専任の情報システム部があり基本の業務は自前でこなせている。あるいは、社員のITリテラシーが軒並み高くトラブルが少ない。
このような企業であれば、困ったときに困ったことだけを依頼する、一時的なアウトソーシングでも事足りるでしょう。

しかし実際には、そのような恵まれた会社は、特に中小企業では少数派ではないでしょうか。
そもそも「ひとり情シス」や「ゼロ情シス」で慢性的な問題を抱えていたり、ITアレルギーのような社員が多くて活動の妨げになっていたりする場合、一時的に困りごとを外注して解決しても、根本的な改善を行わなければ再び似たようなトラブルが次々と起こりかねません。
安価なIT代行で表面的な問題だけを解決したり、一回こっきりの関係だからと面倒を避けるような対応をされてしまったりしたら、例え払ったコストは安くても、それに見合った成果を得られたとは言い難いでしょう。

例えばみなさんは、100円ショップで数本セットのペンを買ったけど、すぐ壊れたり書き心地が悪かったりして、少し良いペンを1本買った方が長くストレスなく使えた、なんて経験はありませんか?
この場合、真にコスパが良いのは割高なペン1本の方。にもかかわらず、数百円単位ならそれがわかっていても、金額が大きくなると似たようなサービスなら少しでも安い方がお得に感じてしまうものです。
しかし、安い方のサービスが自社にとって本当にコスパが良いかはわかりません。100均のペンは気に入らなければまた買えば良いですが、システムは買いなおせますか?
つまりは、初めから買いなおさない前提=継続的な関係を目指しているアウトソーシング先を選んだ方が、安くはなくてもコスパが良いことが多いのです。

また、継続的に契約関係にあるということは、扱う情報セキュリティにも当然シビアになります。こちらとしても、大事な顧客と築きあげた信頼を失いたくはありませんからね。
企業情報の漏洩や流出リスクを考慮するなら、やはりアウトソーシング先とは一回かぎりの関係よりも、継続的な関係を築く方にセキュリティ上のメリットもあるのです。

IT企業との『継続的な関係』があれば“神エンジニア”は不要

専門知識と高度なスキルを有し、問題の分析から解決まで一連のサポートが可能で、セキュリティやコンプライアンスに厳しく誠実で信頼できる“神エンジニア”。
このような役割を果たせる人材をいちから探した場合、おそらく途方もない時間とコストを費やすことになるでしょう。

しかし、元からITのプロ集団である代行業者が、一度きりの外注先としてではなくパートナー企業としてかかわり続ければ、はるかに低コストでこうした役割を果たすことができます。
各社が苦労して“神エンジニア”を雇わなくても、IT企業との継続的な関係でいつでも頼れる相談相手になってもらえる。この理想が、こだまシステムの『IT戦略顧問』という在り方にもつながっています。

こだまシステムの『IT戦略顧問』についてはこちらでご説明しています

【イチ外注先を超えた存在に!】こだまシステムの新しいサポートの形『IT戦略顧問』

後悔しないIT企業の選び方。それは、ただ内容や価格を比較するのではなく、その企業が、「本当に自分たちが必要としている関係でいてくれるのか」にかかっています
安くて一度きりの関係で本当に問題ないか、それは本当に“コスパが良い”のか、固定費をかけてでも継続的に頼れるパートナーが必要かどうか。
アウトソーシング先の選定に悩んだら、ぜひその視点をもって選んでみてください。

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