ITコンサルティングを依頼する際にかかる費用は、スポット利用・顧問契約といった、契約形態により大幅に変動します。
時間によるスポット契約であれば、あまりコストをかけずに利用できます。
顧問契約では、月に何回依頼するかによりますが、10万円~と料金内訳が明確にされていない場合が多いです。
これは、会社の規模やITコンサルタントの能力によって、さらに上乗せする可能性があるため、明確に料金をだせないといった背景があります。
本記事では、ITコンサルティングにかかる費用から契約形態について、詳しくご紹介していきます。
実際に自社の抱える課題を解決するために、どのくらいの費用がかかるのか知りたい方は、こだまシステムまでご相談ください。
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ITコンサルティングを利用する際にかかる費用とは?
料金形態は、大まかに分けて「スポット利用」「顧問契約(月額報酬)」「年間契約」「成功報酬」の4種類があります。
一般的にITコンサルティングに依頼をするとかかってくる費用を、以下の表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
スポット利用(時給) | 1時間2~10万円 |
---|---|
顧問契約(月額報酬) | 月3~100万円 |
年間契約 | 年間10~1000万円 |
成功報酬 | 基本報酬+α |
基本的に、相談内容や会社の規模によって費用は大幅に変動するため、利用の際には何を依頼するのか明確にしておくと安心です。
一般的な相場は、時間単価2~10万円程度とされていて、コンサルティング料金以外に交通費・移動時間も費用に含まれています。
顧問契約(月額報酬)であれば、一般的には月3~100万円とされていて、ITコンサルタントの能力によって費用は変動します。
年間契約は、10~1000万円前後で依頼ができますが、ITコンサルタントの人数によって費用は跳ね上がりやすいです。
成功報酬に関しては、一般的な費用より安い金額を基本報酬として契約し、成功時には売上・削減額から20~50%上乗せといった形式が多くとられています。
ITコンサルティングの基本的な料金体系
ITコンサルティングの種類は、「スポット利用」「顧問契約(月額報酬)」「年間契約」「成功報酬」があります。
それぞれの契約形態によって、料金体系が異なり依頼内容・会社規模によって料金はピンきりです。
スポット利用の場合、時給制のため比較的低コストですが、顧問契約・年間契約なら、好きなだけ相談できます。
ただ、月の利用回数によって料金が高くなる傾向にあるので、注意が必要です。
また、成果報酬であれば、成果は得られた後に支払いをするため、実際に効果が出てから支払いができるというメリットがあります。
顧問契約
顧問契約では、月・年単位での契約となるため、利用したいタイミングでいつでもITコンサルティングを受けられるのがメリットです。
ただ、定額での報酬制のため、毎月3~100万円と大きなコストがかかるといったデメリットがあります。
また、ITコンサルティング会社によっては、毎月受けられる相談回数を設定している場合もあるため事前確認が必須です。
例えば、月3回まで相談できる契約をしていると、4回目のコンサルティングを依頼する際には追加料金が発生する可能性があります。
ITコンサルティングを受ける際には、来社・メール・電話でのやり取りから選べる会社も多くあります。
スポットコンサル
スポットコンサルティングでは、利用する時間によって金額が設定されています。
例えば、1時間2万円~と時間で料金が決まってくるので、その時間内でITコンサルティングを受ける必要があります。
移動にかかる時間も別料金として加味される可能性もあるので、事前に費用の内訳を必ず確認しましょう。
また、ITコンサルティング会社の規模・コンサルタントの能力によって、費用が大幅に変動するので注意してください。
成果報酬
成果報酬型は、ITコンサルティング後に効果があれば支払いをするプランです。
成果があった時の支払いのため、効果が無かったら大きな額の支払いがないというのが魅力です。
ただ、成功時に、売上・コスト削減額の20~50%の成功報酬を支払うといった契約が多く、具体的な価格は相談後に提示されます。
一般的な価格より安い額の基本報酬の支払いはありますが、比較的費用を抑えて契約できます。
ただし注意点もあります。まず、「即効性のあるITコンサルティングしか行ってくれない」といった会社もあるため、持続性に欠けてしまう可能性があります。
また、コンサルティング企業側で対応の優先度が下がってしまう恐れもあります。理由としては、その企業が持つ別の「固定報酬」の案件にリソースを注ぎがちになったり、コンサルティングによって改善できる余地が少ない場合、対応工数に対して成功報酬額が見合わなくなったりといったケースがあるためです。
そのため、ITコンサルティングによって成果を期待する場合は、成果報酬制の採用はあまりおすすめできません。
ITコンサルティングを利用しようと調べたとき、豊富な会社がさまざまな料金を提供しており、どれが良いのか悩んだことはありませんか?
ITコンサルティングの料金体系には、「時間契約」「顧問契約」「年間契約」「成果報酬」といったプランによっ[…]
ITコンサルティング費用が変動する要素
ITコンサルティングは、依頼する内容により料金は大幅に変動します。
コンサルタントのレベルが高く、多くの経験を持ったコンサルタントへの依頼だと費用が大幅にかかってきます。
どの程度の依頼内容や期間でコンサルティングを受けるのかによって費用が変動しがちです。
また、依頼者の会社規模やコンサルタント会社独自のサービスが含まれる場合にも変動する可能性があります。
このように、ITコンサルティングの費用はさまざまな要因で大幅に変動するので、具体的な費用が書かれないことが多いです。
ここからは、ITコンサルティング費用がなぜ変動するのかについて、細かくみていきましょう。
コンサルタントのレベル
ITコンサルタントが豊富な実績や知識を持っている場合、想定されている額よりも大きい費用がかかります。
大手コンサルティング会社であれば、単価が大きくなってしまい1時間5万円~と大幅にコストがかかる可能性があります。
また、個人で運営しているITコンサルティング会社であっても、能力が高ければ高いほど費用は高額です。
ただし、時間単価が高いということは、優秀なITコンサルタントの可能性が高いので、得られるメリットも大きいといえます。
契約期間
顧問契約や成果報酬であれば、契約期間が長くなってくるためコンサルタントの作業量が多くなり、多くの費用が取られます。
1ヶ月の契約だと、月に2~3回とコンサルティングの回数を決めるため、回数によって費用が増減してきます。
また、スポットコンサルであれば、2時間・3時間といった一定期間のため、比較的低コストでコンサルティングを受けられるのが魅力です。
市場調査といった一時的なものであれば、スポットでのITコンサルティングを利用すると費用を抑えて効果を得られます。
依頼内容
組織の利益に関する内容であれば、知識・経験豊富なコンサルタントが担当するため、料金が高額になりがちです。
組織の利益についてのITコンサルティングは、長期間の流れを見る必要があるため、大幅に費用がかかります。
そのため、比較的短期間で終われる市場調査であれば、比較的安い費用でITコンサルティングを依頼できます。
マーケティング・広報といった案件であれば、経営戦略より費用がかからないものの、市場調査より費用がかかってくるのが一般的です。
その他の要素
ITコンサルティングを受ける、依頼者側の会社規模が大きいか小さいかによっても、コンサルティング費用は変動します。
会社規模が「100名程度であれば月額20万円」というように、従業員数によって費用を変えている会社もあります。
また、ITコンサルティング会社独自が提供している商材があった場合、料金が上乗せされる場合があるので注意してください。
移動時間に関しても、費用を上乗せされる場合もあり、実際に組織に関わるコンサルティング以外の部分でも費用がかかります。
コンサルタントのレベル、契約期間、依頼内容etc…
どのように決めるべきかわからない場合は、お気軽にご相談ください!
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ITコンサルタントに依頼できる主な業務内容
ITコンサルタントに依頼をできる主な業務内容は、課題の洗い出しから解決までとほしいサポートをすべて対応してもらえます。
例えば、人手不足になりやすく、社員の残業や休日出勤が増えているので、業務効率化を進めたいといった悩みがあったとします。
このとき、本当に人手不足による業務過多なのかを調査・分析を行い、その結果を踏まえて最適な解決策を提示してくれるのが特徴です。
さらに、解決策を実行する際のシステム導入や進行補佐までサポートしてもらえるので、ほしいところに手が届くサービスといえます。
ITコンサルタントの課題の洗い出しから改善の提案
ITコンサルタントは、高い知識を持っているので、依頼会社の悩みに対して分析を行い、その会社にとって最適な解決策を提案してくれます。
人手不足の解消であれば、作業方法の改善を提案したり、システムの導入を支援したりと、さまざまなアプローチで解決まで導いてもらえます。
また、経営状況も踏まえて提案できるので、最新システムの導入ではなく、既存システムの活用や手動による解決策も提案可能です。
さらに、業務内容だけでなく、会社の方針から変更を行い、より依頼会社がいい方向に迎えるようにサポートしています。
ITコンサルタントによる解決策の導入サポート
ITコンサルタントは、分析結果を踏まえて作成した解決案の実行から完了まで、しっかりとサポートしてくれます。
実際に解決案を提示されても、システムの導入が必要だったり、業務内容を変更するのにマニュアル作成が必要だったりとさまざまです。
そのため、実際にITコンサルタントが先頭に立ち、導入から対応することでより効果的なITコンサルティングを行えます。
さらに、提案内容が想定通りの効果を得られているのかも随時チェックしながら、状況に応じて方向修正も対応してもらえます。
ITコンサルティングの依頼先を選ぶポイント
ITコンサルティングの依頼先を選ぶポイントを3点ご紹介します。
まず、費用ではなく経験を重視して選ぶことをおすすめします。
ITコンサルティングは、机上で勉強した内容だけでは効果的な提案はできません。
実際に見て聞いて体験した経験によるひらめきもあるため、必ず実績をチェックするようにしましょう。
また、分かりにくい専門用語を使うコンサルタントには注意が必要です。
聞き慣れない言葉を多用して、理解を得ないまま進められてしまうと、期待した効果が得られない可能性が高まります。
ITコンサルティングは、専門的な知識がない人に対しても、実施する施策や導入すルシステムの効果などについて正確に伝えなければなりません。
専門用語に頼らず、誰にでも分かる言葉に落とし込んで丁寧に説明してくれるコンサルタントに依頼をすべきです。
さらに、自社サービスも販売しているITコンサルタント会社であれば、自社製品の売り込みもしがちです。
他社のサービスと比較した上で、「自社サービスの方が優れている」とおすすめするのであれば問題ありません。
ただ、他社のサービスと比較もせず、自社サービスだけを売り込んでくる会社であれば、公平性に欠けるので注意してください。
ITコンサルティング依頼先を選ぶ際には必ず、本当に組織に合ったサービスを提供してくれる会社を選んだ方が安心です。
まずは、資料請求・事前の打ち合わせ・お試しコンサルティングを受けた上で、信頼できるITコンサルティング会社を選びましょう。
SEによるITコンサルティングの魅力
こだまシステムのITコンサルティングは、専門的な知識を豊富に持った、SEがITコンサルティングを提供しております。
ITシステムの企画・立案からITベンダーの評価・選定といった、さまざまなITコンサルティングに対応しています。
ITシステムを活用した、業務改善を行うコンサルティングも対応しており、幅広いお悩みに対応できるのが強みです。
実際に経営状況を見直したいといったお悩みに対して、財務関連の分析を行いコスト削減に成功した実績があります。
また、ランニングコストのかかるシステムではなく、お客様の組織にあった費用対効果の高いプランを提案しております。
初めての方向けには、30分無料のITコンサルティングを行い、具体的なお悩みを専門家がお伺いいたします。
その後、ITコンサルタントとして経験の高い社員による、最適なご提案をさせていただき、ご納得いただけたらお見積りを出させていただきます。
ご契約後には、定期的な効果検証を行っているので、得られた効果・新たに発生した問題についてご報告いたします。
経験豊富なSEによるITコンサルティングを提供しているので、これまで効果を得られなかった方もぜひ無料相談をお申し付けください。
まとめ
ITコンサルティングを利用すると、業務効率の悪い部分や経営状況を可視化できます。
ただ、組織にあったITコンサルティング会社を選ばなければ、思ったような効果が得られないといった問題が起こりがちです。
そのため、よく聞く名前だから・費用が安いからといった点ではなく、必ず経験や知識から選ぶようにしてください。
こだまシステムでは、お客様の相談内容に応じて、最適なプランを経験豊富なSEが提案させていただいております。
まずは30分無料のITコンサルティングをご利用いただき、ご納得いただけましたら見積もりを出させていただきます。
ITコンサルティング会社にお悩みの際は、ぜひこだまシステムをご利用ください。