ITコンサルタントとは、業務を円滑に進めるために、IT技術を駆使して必要な知識や技術を提供してくれる職種です。
ITコンサルタントの役割は、SEのような技術的な支援ではなく経営戦略や組織改革といった知識を要する支援を行っています。
本記事では、ITコンサルタント派遣を活用することによって得られるメリットや依頼時の注意点をご紹介します。
また、こだまシステムのIT無双では、ITコンサルタント派遣のご依頼を承っています。
30分無料コンサルティングも行っていますので、お気軽にご連絡ください。
ITコンサルタントとは?
ITコンサルタントは、企業をより良くするために技術力だけでなく、経営戦略の提案をするなど、さまざまな知識を持っています。
SEは組織内の生産性を向上させるために、技術的な支援を行いますが、ITコンサルタントは組織の現状をいかに向上させるか調査します。
調査して可視化した問題をもとに、今後どのような対策をとればその企業にとって有益かを提案してくれるのが特徴です。
その一環で、ITコンサルタントが技術的な支援も行い、業務方法の改善なども請け負っています。
新たに導入するシステムの選定や、現在運用中のITシステムについての相談もできるので、幅広い問題の解決に対応できます。
組織内や経営面でIT環境を改善したい場合は、ITコンサルタントに相談してみるのもひとつの手です。
ITコンサルタントの役割
ITコンサルタントの役割は、それぞれの企業が抱えている経営課題を最も効率的な方法で解決することです。
依頼主からの要望に応えるために、組織の問題解決に向けて調査・分析を行い、さまざまな提案を行ってくれます。
まずは、どのような悩みがあって何を目標にしているのかをヒアリングし、現状をまとめることから始めます。
その後、目標を達成するためには何が必要かを明確にし、リスクヘッジに至るまでプランニングしてもらえるのが特徴です。
例えば、「生産性の向上」を目的とし、人材不足・作業効率の悪さに悩み、ITコンサルタントに問題解決の依頼をしたとします。
依頼を受けたITコンサルタントは、これらの問題を組織内部の分析を行った上で解決策を導き出してくれます。
人材不足による悩みがあったとしても、根本的な原因は「作業効率の悪さ」にあるかもしれませんので、その場合は人材の補充を行ったとしても意味がありません。
そのため、ITシステムの見直しで作業の効率化を図ることで解決できるのであれば、人材の補充ではなく新システムの導入を提案します。
継続的に使用するシステムは、ランニングコストはかかるものの、人件費より安い場合もあります。
そこで、ITコンサルタントは組織のさまざまな観点から、より組織としてどのような改善案が適切なのかを明確にし提案を行ってくれます。
ITコンサルタントの派遣を依頼するメリット
ITコンサルタントの派遣を利用することで、経営状況・人材不足・作業効率などの悩みを解決してくれます。
IT業務の生産性の場合、人材への投資よりシステムへの投資が有効であれば、業務の効率化につながる提案を行います。
悩みを解決することだけでなく、さまざまな観点から生産性向上につながる提案をしてくれるのがITコンサルタントを利用するメリットです。
ITコンサルタントは、SEと同等の知識を持ちつつ経営など会社を運営するために必要な知識も持ち合わせています。
自社にはない目線での提案を行ってくれるため、IT環境で悩んでいるのであれば、ITコンサルタントに依頼することをおすすめします。
ここからは、ITコンサルタント派遣を依頼した場合のメリットについて詳しく解説いたします。
自社にはない「視点」でIT戦略をサポート
ITコンサルタントは、自社にはない豊富なノウハウを持っているので、さまざまな視点からIT戦略をサポートしてくれます。
組織内の現状を把握した上での提案をしていて、より低コストで生産性向上につながるような提案をしているのも魅力です。
たとえば、集客に悩んでいる場合、ホームページを開設して新規ユーザーの獲得を狙うことが多いかと思います。
しかし、ホームページ開設には、高額な作成費用や作成時間、サーバーのレンタル代といった運用費用がかかってしまいます。
しかし、ITコンサルタントに相談することで「コストをかけずにSNSで集客を狙う」といった提案などをしてくれることがあります。
ITコンサルタントは、さまざまな方向から最適な提案を導き出しより効果的で負担の少ない方法を考えることに長けています。
社内での改革だけでは効果が薄いと感じているなら、ITコンサルタントの新たな視点を取り入れてみてはいかがでしょうか。
必要なときだけサポートを依頼できる
ITコンサルタント派遣は、あくまで「派遣」ですので、必要なときにだけサポートを依頼できます。
繁忙期や業績が低迷している際など、必要なタイミングでサポートしてもらうことができ、常に常駐してもらう必要はありません。
定期的なランニングコストがかからないので、「固定費」ではなく「変動費」として活用できるのが魅力です。
ただし、経過観察や効果検証を行う場合などは、短くても半年以上は契約しないと導入前と導入後の効果が確認できないケースがあります。
どのレベルまでITコンサルタントに依頼を行うのかを明確にさせて、事前に契約期間の目安を伝えておくと安心です。
ITコンサルタントの派遣を依頼するデメリット
ITコンサルタントは、基本的にSE同等の知識を持っていて、経営戦略が行えるほどの知識を有しています。
しかし、ITコンサルタントにも得意分野があるので、組織に合わないコンサルタントだと、思った成果が得られない場合があります。
オールマイティーな知識ではなく「サービス業でのコンサルが得意」など、特定の業種に特化したITコンサルタントがいます。
もし、システム会社がサービス系の業種に特化したITコンサルタントに依頼をしてしまうと、思ったような成果が得られないかもしれません。
そのため、依頼を行う際には、どんな分野に精通していて、どこまでの技術を提供してくれるのか確認しておくようにしましょう。
ITコンサルタント依頼時の注意点
会社の方針とズレのあるITコンサルタントに依頼をしてしまうと、想像とは違う方向での解決策を提示されてしまいます。
さらに、ITコンサルタントの実績が少ない会社だと、知識が足りずに細かいポイントまで見てもらえません。
経営面まで細かく対応してほしいのであれば、実績まで見てからコンサルティング会社を選んだほうが安心です。
これまでどのような実績があり、どのレベルまで対応できるのかしっかりと確認を行いましょう。
また、ITコンサルティングは1カ月で終わるような仕事ではないので、ある程度の期間を要します。
対応日数が増えてしまうと、費用がかさんでしまうので、予算からオーバーしないよう費用面の確認も必ずしておきましょう。
まとめ
ITコンサルティング派遣を利用すると、生産性を向上させて組織の利益をアップするのに有効です。
SEとしての知識だけでなく、経営戦略を行えるほどの幅広い知識を持っているので、組織全体を分析した上での提案を行っています。
ただ、ITコンサルタントによっては得意分野がある・実績が少ないなど、注意する点がいくつかあります。
こだまシステムのIT無双では、月額20万円(税抜)からITコンサルタント派遣のご依頼を受け付けています。
SEやIT担当者が在中しているので、経営戦略だけでなく業務改革を行いたい方にもおすすめです。
創業以来、メガバンク・政府関係金融機関などでのシステム構成を行ってきた実績を持っているのが強みです。
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