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【徹底解説】導入前に知っておくべきAWSのメリット・デメリットとは?

企業のDX推進において、クラウドサービスの活用はもはや不可欠な要素となっています。
その中でも、Amazon Web Services (AWS) は、その多様なサービスと高い信頼性から多くの企業に採用されています。

しかし、AWSの導入には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。
本記事では、AWSの導入を検討している方に向けて、そのメリットとデメリットを詳しく解説します。導入前にしっかりと理解し、自社のビジネスに最適な選択をするための参考にしてください。

なぜAWSが選ばれるのか?~そのメリットとは

まず、AWSが多くの企業に支持される理由は何なのか。そのメリットについて見ていきましょう。

1. 圧倒的な信頼性と可用性

AWSは、万が一システムが壊れても大丈夫なように、世界中に堅牢なデータセンター(データ保管施設)が配置されていて、非常に高い信頼性を誇るとともに安定的な運用が期待できます。
システム障害のリスクを最小限に抑え、ビジネスを強力にサポートしてくれます

2. 使った分だけ!従量課金制によるコスト効率

AWSの大きな魅力の一つが、従量課金制です。必要な時に必要なリソースだけを利用できるため、初期投資を大幅に削減できます
また、使わないリソースには費用が発生しないため、無駄なコストを抑えられます

3. 無限の可能性を秘めた拡張性と柔軟性

ビジネスの成長や変化に合わせて、コンピューティングリソースやストレージ容量などを柔軟にスケールアップ・ダウンできるのもAWSの強みです。
仮にウェブサイトへのアクセスが急増したとしても対応でき、ビジネスチャンスを逃しません。

4. あらゆるニーズに応える多様なサービス

コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワークといった基本的なサービスはもちろん、AI/機械学習、IoT、データ分析など、多岐にわたるサービスが用意されています。
これにより、様々なビジネスニーズに対応したシステム構築が可能です。

5. 安心のセキュリティ基盤

AWSは、様々な業界標準や規制に準拠した堅牢なセキュリティ対策を提供しています
物理的なセキュリティからネットワークセキュリティまで、多層的なセキュリティ体制で大切なデータを守ります。
もちろん、ユーザー自身も責任範囲に応じてセキュリティ設定を行う必要がありますが、高度なセキュリティ基盤を利用できるのは大きなメリットです。

6. グローバル展開を強力にサポート

世界中の色々な場所でサービスが提供されているため、グローバルにビジネスを展開する企業にとって、インフラを容易に拡張できる点は大きなメリットとなります。

7. スピーディーな導入と運用負荷の軽減

物理的なハードウェアの調達や設定が不要なため、迅速にITリソースを立ち上げ、サービスを開始できます
また、サーバーのメンテナンスや監視などの運用管理をAWSに 任せることができるため、自社のIT部門はより戦略的な業務に集中できます。

導入前に知っておきたいAWSのデメリット

多くのメリットがある一方で、AWSの導入にはいくつかの注意すべき点もあります。ここからはAWSのデメリットについて見ていきましょう。

1. サービス理解と学習コスト

AWSが提供するサービスは非常に多岐にわたるため、それぞれのサービスを理解し、適切に使いこなすには相応の学習コストがかかります。
特に、高度な構成やセキュリティ設定を行うには専門知識が必要です

2. 複雑になりがちな料金体系

従量課金制は柔軟性がある反面、サービスや構成によっては料金体系が複雑になりやすく、事前の見積もりや継続的なコスト管理が重要になります
意図しない高額な請求が発生する可能性も考慮しておく必要があります。

3. 設定ミスによるセキュリティリスク

AWSは強固なセキュリティ機能を提供していますが、ユーザー側の設定ミスや知識不足により、セキュリティ上の脆弱性を生み出してしまう可能性があります
適切な知識を持った人材の育成や、セキュリティに関する継続的な学習が不可欠です。

4. ベンダーロックインのリスク

特定のAWSサービスに深く依存したシステムを構築すると、将来的に他のクラウドサービスへの移行が困難になる可能性があります。
システム設計においては、将来的な移行の可能性も考慮に入れることが重要です

5. サポート体制

AWSの基本的なサポートは、ドキュメントやオンラインサポートが中心となります。
高度な技術的なサポートが必要な場合は、追加のサポートプランへの加入が必要となる場合があります

6. カスタマイズの自由度

オンプレミス環境と比較すると、ハードウェアやネットワーク構成などのカスタマイズの自由度は低い場合があります。
AWSの提供する範囲内でシステムを構築する必要があります

7. 可用性の管理責任

AWS自体は安定して運用できるシステムですが、ユーザーが構築するシステム構成によっては、システム障害を避けるための設計や設定が必要になります。
AWSの提供する機能を理解し、適切な構成を組む必要があります

まとめ:メリットとデメリットを理解した上で最適な選択を

AWSは、高い信頼性、コスト効率、拡張性など、多くのメリットを持つ強力なクラウドプラットフォームです。
しかし、その一方で、学習コストや複雑な料金体系、セキュリティ設定の重要性といったデメリットも存在します。

AWSの導入を検討する際には、これらのメリットとデメリットを十分に理解し、自社のビジネス要件や技術的なスキル、予算などを総合的に考慮することが重要です

ぜひ本記事を参考に、AWSが自社のDX推進に最適な選択肢となるかどうかを慎重に検討してみてください。

参考情報:

そしてもしこの記事を見て、「やはり自分たちでは難しそうだ」と感じたなら、導入を諦める前にぜひ一度、弊社『IT無双』までご相談ください。
ITのプロが最適なご提案を行うとともに、スムーズな導入を支援いたします。

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